参加者の声

『地域力再生から孤立ゼロへ』

【全般に亘って】

*本事業を行い、地域関係者との話し合いを通じて、一人暮らし高齢者や障害者・子育て等の問題に対応していくには、住民が主体となり地域住民の絆づくり・顔の見える関係づくり、助け合い・支え合いの仕組みづくり、住民の一人ひとりがそれぞれのもつ持ち味を発揮しての生きがいづくり、等への取り組みの必要性を、各地域関係者が認識していることを、初めて確認することが出来た。(いきいきサロン関係者)

*参加者(住民、民生委員・児童委員等)からの積極的な提案(避難誘導訓練を行いたい、認知症セミナーを実施したい等)が出るようになったことが、大きな成果であると考える。本事業による住民の意識変化によるものと認識している。(いきいきサロン関係者)

*いきいきサロンが、住民に必要な情報提供や学習の場になったことが、大きな成果であった。(いきいきサロン関係者)

*本事業を行う上で留意したこと(いきいきサロン関係者)

①主催者と連携を密に行い、プログラムの企画・準備・運営等を図った。

②主催者と連携を密に行い、モデル事業のねらいの共有化と活動の推進に努めた。

③活動内容についての住民への周知徹底は、自治会の回覧板を活用させて頂いた。

④山梨日日新聞の文化・暮らし欄に、今回のさつき野区での取り組みが掲載された。

*地域活動の大切さを再認識した。(参加者)

参加者の声

【各種「場」について】

*マンドリン演奏会では、参加者は大変喜ばれ、帰りの車中では、感動した思いをお互いに伝えあい、興奮した話し合いの中で、参加者の幼い頃の戦争体験や被災体験が語られ、そのことがきっかけとなり、4名の方が第4回イベントで体験談を発表することに発展した。マンドリン倶楽部の演奏会への招待のおかげで、住民が持っているパワーの存在を改めて確認することが出来た。(いきいきサロン関係者)

*防災の「場」(参加者)

・避難誘導訓練で避難所である中学校まで初めて実際に歩き、よい経験ができた。今後も定期的に今回の取り組みを活かして避難誘導訓練を実施していったらよいと思う。

・閉じこもりがちな方の救助など課題が明確になった。今後、課題解決が重要だが、一歩踏み出した意義は大きく、感謝している。

・避難誘導訓練時、車いすに初めて乗ったが、みんなで力を合わせて段差を乗り越え、安心して乗っていることができた。災害時の避難について改めて考える機会となった。

・今まで避難誘導訓練を行いたかったが、実施できなかったが、今回介護・看護の専門職も交えて行えた実績は、大きな意義がある。いざという時に備えていきたい。

・避難経路の道の凹凸や段差、狭さなど今まで気づかなかったことに気づかされた。

*歳を重ねてますます輝く方々のご紹介イベント

・人前で話すことは初めてであったが、よい機会を頂いた。年配者として、知らない世代に残してゆくべきメッセージのために、少しでも役に立ちたい。(発表者)

・戦争の悲惨さとともに、経験された方への尊敬の念を感じた。自分のこれからの生き方を前向きに捉える勇気を頂いた。(参加者70代)

・戦争や災害を語り継いでいくことの大切さを再認識した。もっと大勢の方に聞いてもらえるよう、今後も機会を作っていこう。(参加者)

 

<参加者の声やアンケート結果を受けて・・・>

本事業への満足度について伺ったところ(65名に施行、回収率100%)、全員がとても満足、または満足と答え、内6割の方がとても満足とのことであった。特に住民間の交流が図られ、地域との絆の深まりを感じて頂き、本事業の目的の一つである、「地域力の再生」に向けて、手ごたえがあったといえる。また今後についても、地域活動の意義を改めて理解し、自分からも積極的に関わっていきたい、まわりにも参加を促したいと考えるようになった方が増え、着実な成果と考えられた。防災の意識も高まり、地域を挙げての対策、要援護者への配慮など課題として認識されたことも有意義であった。

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